私の父母が若い頃はシングルバー☆相席
夫婦とか恋人とかカップルの出逢いって、波長だからどんな出逢いでもいいんだろうと最近思うようになってきました。またチベット系民族のような一夫一婦、一夫多妻、一妻多夫、兄弟姉妹婚、あるいは通い婚など。
地球全体に都市化がすすんでくると、相手となりうる人口は多くても波長が合う瞬間をみつけることが難しいんだろうなと。
日本では江戸期あたりの商人に富が流れてきて、村からの女性の仕事「おめかけさん」…非正規夫婦とか増えて、たぶん明治期から関東大震災までそのままで、戦後もまだ残っていて、ということで事実上の一夫多妻だったのでしょうか??
また第二次世界大戦のあと、みんなが東京を目指してきて、村にいたころにはお見合いなり親が決めていた結婚相手を自分でみつけるようになってきたようです。
そんな時代…つまり80歳代くらいの人々は、「皇太子&美智子さま」のご成婚に後押しされたかのように村に自分のパートナーとなる人を連れて帰り「ふたりで東京で暮らす」と宣言し、家電を買って、家を買って、車を買って、子どもを受験競争に参加させ。
さて、私の父母は「シングルバー」という独身男女がカウンターでカクテルとかビールを飲む狭い空間のお店で出逢うという時代で普通にそうやって知り合ったようです。
母も父も友達に連れられて行って、どちらもあまりお酒が強くなかったので、飲むことが目的の友達たちと離れて二人で話す機会が増えてきたとのことでした。
50歳代の私が大学生のころ、合コンというのは他大学の交流の場だったので、男女比とかそういうのは考えられていませんでした。…と思っていたら、同じ大学の写真学科ととなりの武蔵野音大は頻繁に合コンしていたようで、お互いに学科の男女比が逆比例だったので出逢いとしてはちょうどいいでしょうね。ピアノの上手なおかみさんがいる写真館のお父さん・お母さんが町にいたら、そういうカップルの可能性があります。
昨年の秋、向井さんのトークイベントに下北沢に行ったら、この記事の「相席屋」がありました。女子ふたり…入っていくことにした瞬間を目撃したのですが、出逢いというより「楽しい食事の選択肢」として入っていきました。「女性ただ??ヤバそう。イヤなヤツだったり目的ヘンだったら食事代だけ出して逃げよう」「うん、で、いいカンジだったら友達になろうよ、二人で」話し相手つきの食事ってことでしょうか。
0コメント