ベトナム人が増えてきた実感と朝デジの記事
最近、町中でベトナム語が聞こえない日はないと言っていいほど、ベトナム人が多いと感じています。声調言語で高低がはっきりしていて、末子音のップとか、またルックスでベトナム人だとわかるので、方言差をしっかり把握しているわけではないのですが…わかります。
通勤利用駅の線路近くにベトナム人だけのアパートがあるから彼らと遭うのは当たり前ですが、それ以外でも近くの日本語学校4校…。ベトナム人が多いなと感じます。
また教え子が「ボクの中学時代の友達が日本の大学に留学に来ていたので驚きました」
「国内自社工場」と称するところから退勤していくのはベトナム人中国人労働者。
また、看護・介護の職に就くために来た女性たち。
EPA すなわち経済連携協定。ただし1回につき100人強なので目立ちません。
なんだ1000人単位くらいの人たちが受け入れられているのかと思っていました。
で、本日2016/11/11の朝日デジタルの記事で技能実習生…。
★ここで…一旦整理。どういう人々が日本でみかけるようになったのか。
1.難民資格で入国した親に呼び寄せられた「家族資格」による「在住外国人子弟」
2.大学や大学院といったハイレベルな留学生
3.日本語学校在学でいずれ日本の大学・専門学校や企業に勤める予定の留学生
4.経緯はともかく日本で労働者として働いている人
5.現地の大学や大学院などを通じて大手企業で働く英語・日本語有能な人
7.国の研修・国の実習生として滞在中の人
8.記事のような技能実習生
*配偶者は除く
★ちょっと待てよぉ…。
この短期間にいろいろな形で在住している人たちがそれぞれ増えている。
国の貧富の差だけでなく、学力もかなり差があるのだろうということが想像に難くない。
教育制度が学校差・学級差、区別している国なので当然といえば当然ですが。
◆やっぱり比較してみたくなる中国からの人々
中国の場合、割合すんなりと入国方法が時代で分類できてしまって、簡単に政治の動きや社会の動き…反中感情・反日感情…も含めて。また定住している人たちのほとんどが永住者在留ビザを持つ、日本人として帰化する…というかたが増えていますので、いずれ「中国人」よりも「帰国者」という形の来日となり中国人の数が減ったようにみえるのだろうかと思います。さらに留学生で優秀な人たちは英語圏に留学するようになってきて久しいし、本気で日本の文化なり技術なりを学びたい人か簡単に入れる大学でそのまま就職という二極化が観察できるような気がします。(*かつての韓国からの人々と似た状況ですね)
◆ネパール人とも比較してみると
日本に来れる…ということでけっこうカーストが偏っているのが特徴的です。高いカーストという意味ではなく…。また結婚はほとんど親が決めるので、配偶者日本に呼んで子どもができて…という図で、親戚もぞろぞろ来日して…ますます増えていくのだろうと想像します。
朝デジ。「送り出し会社」の存在は…きっとベトナムにかぎらず各国にあるのだろうと思いますが、研修実習生の人数の増加でクローズアップされてきているのでしょうね。
法務省:出入国管理及び難民認定法関係手続
…日本語と英語しかないんですよね。
外務省:日・ベトナム経済連携協定
公益社団法人 国際厚生事業団 JICWELS EPA外国人看護師・介護福祉士受入れのあらまし
サイトマップみてもどういう団体で…がよくわからない。
wikiで事業の内容がわかりました。
で、問題がけっこうあるようです。EPA事業。
「帰国しちゃった人、またチャンスあげるからねぇ~」「現地で模試もやっているよぉ~」
で、このサイトも日本語と英語だけです。
一般社団法人 外国人看護師・介護福祉士支援協議会(略称:ビマコンク)
看護介護全国ニュース(BERITA PERAWATAN)で様子がよくわかります。
外国人労働者全般もピックアップされていました。
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