吹奏楽…国内アマチュア☆釈然としない
日経NBの記事「タイヤ工場で3交代勤務する音楽家たち ブリヂストン吹奏楽団久留米の団員に聞いた」を読みました。
随分むかし、東京近郊だったら…駒澤大学→阪急百貨店というのが、音大を選ばなかった・選べなかった(ピアノが弾けない・学費が高い)吹奏楽のアマチュアの憧れのコースになっていました。
数十年前、少なくとも私の弟(50代)が高校生だったころは、盛んな学校でないかぎりマイナーな部活でした。そのうち全国の学校で金管バンド・吹奏楽、かつては音楽科教員の必須で、ピアノ科だろうが声楽科だろうが無理やり顧問となって…そのうち「体育会系部活」となって、今や教科外の元吹奏楽部員だった先生が顧問をご担当なさることになり、数百万人とのことなので日本人の趣味としては釣りとかゴルフとか野球とかバレーボールよりも人口が多いのではないかと。これはビックバンドやアマオケに流れた人々も含めたらかなりの数だろうと。
不思議だなぁと思うのは、カラオケ発明した日本、楽器演奏も盛ん。さらにダンスも世界退会でかなり多くの優勝者を出している。だけど、一般は「聴いて楽しむ」「観て楽しむ」ものだという雰囲気が根深いことです。
国民の音楽的レベルが上がったとも感じられることはないし、なんとなく別世界なのだろうかと思ったりします。
プロとアマチュアが接近している…というほどではないけれど、やっている人の演奏技術は上がっているのは確かですし、以前と違ってプロからレッスンを受けている人もいます。
…でも、なにかわからない…。この釈然としない私のモヤモヤは一体なんなのでしょうか??
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