理不尽老人
認知症その他の理由で暴れる老人を暴走老人と呼ぶようですが、単に理不尽な老人も多くなっています。特に電車で席を譲るなどを強要する人たちに目立っていると思われます。
残念ながら…これ、男の子がやったから、こういう結果になったのであって…。
私もほぼ同じシチュエーションで同じ行動を取ったら、「何を言う。生意気な!!誰に食べさせてもらっているんだ」…「私は誰にも食べさせてもらっていません。ビョーキ(病気じゃないんですがね^^;…変人)の夫を食べさせているからこうやって働いているんです」…で、ばぁちゃんたちがキレ出して「女のくせに生意気よ」「年配者に対する敬意がない」…その他もろもろ。面倒くさいことになってしまいました。
◆他にもディズニー帰りでばぁちゃんが孫に座らせたくて大きな声で「誰かはやく降りないかねぇ、こんな小さいのに立たせていて可愛そうだねぇ」とか言っていました。みんな知らんぷりしていました。だって退勤時間帯だもん。こういう理不尽な老人が多くなっています。
◆電車での子ども…私は息子が相当重たくなっても抱っこして1人分席を空けていました。小学校4年生か5年生くらいまで。だって彼ら無料もしくは子ども料金ですから。また親子とも立っているシチュエーションのときは自分が座って息子を立たせました。わざとです。「お仕事して帰ってきた人もいるし、若くても怪我している人がいるでしょ。そういう人が来たらお母さんは譲るからあなたは立っていなさい」そうやった育てたら、自分より弱者に対して自然に席を譲るようになりました。(ただし、きっと彼の弁なら…彼は立っていることそのものが好きになった…ああ、これは電車とは関係なく、中国武術をやってから、野球部で外野を希望するようになりました[小回りが利くからセカンドかピッチャー控えだったのですが]ジャッキー・チェンの映画でお馴染みの立ちっぱなしの練功が楽しかったみたいですが)
◆10年前ですが、息子が英語スピーチコンテストの校内予選のために書いた原稿は、「尊敬できる老人・尊敬できない老人」という内容でした。
『習い事の帰りと思われるおばぁちゃんたちが大勢で車道に広がって大きな声でおしゃべりしながら歩いていたので、警告のためベルをいっぱい鳴らして「あげた」。ところが、「危ないねぇ、年寄りが歩いているのだからベルなんか鳴らさないで避けて通ればいいのに」と言われたエピソードからはじめて、それまでお年寄りというのはすべて尊敬できる人々であると考えていたのでショックだった。自分が年寄りになったら尊敬できる人物になることこそが日本の社会をよりよくしていく道である』と結論づけました。
…この原稿に対して日本人の英語教員は「君の意見は正しいけれど、公にしにくい内容だし、共感より批判が大きくなりそうだから、ゴメンな」とおっしゃったそうです。そのとき、彼は「いいです。ボクより英語スピーチに懸けている友達がいるので、先生方に読んでいただければそれでいいんです」…と一応言いましたが、私には「日本の社会ってお年寄りを批判しちゃいけないのかなぁ」と落とされたことよりも日本の社会に対する不信感を高校生の疑問として話してくれました。
◆升添氏のような言い訳・言い方をする老人たち
あの…中国服…意味不明ですが、町中の老人でこういうかたすごく多いです。
◇図書館の喫煙所…さほど遠くないのに路上喫煙…注意したら、「あんな日が照っている場所でタバコを吸いたくないでしょ、あんなところに喫煙所を設置するのはおかしい」…ってどっちがおかしいんでしょうかね。
◇割り込み…基本常習で、「あ。そうだったの」「はやく教えろよ」→すでにお伝えしています。「え??いいじゃん」→どうして?? 知らないふりして行っています。
◇システム上把握が無理なことを「調べろ」とおっしゃる
「ですから、こちらでは現在お伝えできるデータがございません」と謝る担当者。キレた上、「お前、名前教えろ!!上に伝える」→伝えてもやんわり「無理」でしょうね。
◆元の仕事ではないから通用しないのにパワハラ
具体的事例を出しても雰囲気伝わらないので抽象的に。
じいちゃん、あなたは現在私と同じ立場だからエラソーにしてもお相手できませんからね。
とりあえず、ここでとめます。なぜなら、単なる文句や苦情みたいな見苦しい文章の羅列になりそうだからです。ここで私が言いたいのは…「私たちは戦争中に生まれて苦労したから今こういう行動をとっていいんじゃない」という甘え。戦前生まれの80代からはこういう言葉を耳にすることはありません。悪いけれど、今の超高齢社会の日本では70代なんか小僧っ子ではないのでしょうか。年寄り風を吹かすのはまだまだ先でしょう。
中国語→倚老卖老 年寄りをウリにする。yǐ lǎo mài lǎo
卒業生がネットでコメントをくれました。この言い方は親友のひとりである杭州人の友達がけっこう言っているので知っていたのですが、若い子が言うと説得力が違いますねぇ。
…で、どうでもいいのですが、mai の声調が四川式になってしまうので正しく発音できないのが悲しいですね。
…ということで、どうでもいい話で、一旦止めます。
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