文科省の役人さん早稲田天下り斡旋☆あああ
「人助け」「ボランティア」…ご本人いいことをしたつもりだったのでしょうか。
これによって300人くらいの人が職を得る機会を失っていることに気づいていないのでしょう。公正に書類を見ていただくことなく、八百長で教授になっちゃう人がいるのですから。
早稲田の教員公募はやはりインチキだったのね、と思います。
やはり…というのは、「意に添わず」というお手紙がきたのに、書類返却がないので、電話したら…「返却希望って箱の中に書いたのですが」「え??箱の中に??箱の外に書かれていなかったから…処分する前の連絡で間に合いました」
…なっ…なんですってぇぇぇ~。著書の現物を全部入れて…コピー取っているほど日数がなかったし、落ちても返ってくればいい…と思っていたのでした。
で、無事現物が自宅に到着したら箱に214と番号がふられ、そして、私が入れた順番のまま戻ってきました。なぜそのままとわかったかというと、解説したCDが破損しないようにクッション素材でくるんで動かない位置に入れていたからです。…そうか、審査もしないで未開封だったのね。
で、早稲田…ある美術の先生も同じことがありました。彼も返却してもらいましたが、書類は見ていないだろうと思ったけれど、著書は見ているだろうという感じがした。美術なんでコピーでは意味がありません。どうあっても現物となります。美術書ってとても高価なんで、彼の場合、応募した書籍全部合わせると20万円近くなるはずです。「もしかして、公募しておいて自分の研究資料やコレクションにしているんじゃないのかな」
大学の教員公募って、応募するの、とても大変なんです。以下は一般的な話し。
どこの大学というのではなく…ということでご承知おきください。
◆業績一覧。若手だとほんの数枚でしょうけれど、著書論文がたくさんあると何日もかかります。しかも各大学の書式があるので、つかいまわしができません。
論文は一気に全部載せるものと査読付きとなしで分けるものとがあり、一番面倒くさいのは「その他の著述」。軽いものから重いものまで全部一緒にすると見た目が悪いので、なるべく重いものが目立つようにしています。あるいは公募の担当科目に合ったものがよく見えるような位置にくるように表の太さとかも考えます。チベット関係って今はそれこそ早稲田出身のひとたちがメディアに露出していますが、かつては「詳しい」解説できる人がそれほどいませんでしたので、私が呼ばれることがまあまあありました。公募応募書類はなんでも入れるものと先輩がたに言われていたので、メディア協力と出演歴まで入れていました。夫はヤキモチやかれるから入れないほうがいい、と言うものですから、外してみたこともありましたが、それも。
◎業績一覧では専門も人がらもわからない
ところで、私の場合、面接までいかないとわかってもらえないはずなんです。論文が多岐にわたっていて、私のなかでは連綿とつながっているのですが、「この人、なにが専門??」と思われてしまうんです。音楽・仏教・教育・環境・ブータン憲法・GNH・チベット一般と分類すると分野がばらばらです。でもちゃんと査読が通っているのですから、どれも専門といってもおかしくないんです。また大学での講義も教育優先で自分の得意分野だけしゃべるようなこともしていませんし、今は普通ですが、20年前からグループワークも行っています。面接で模擬授業をやってもグループわけで引き出すということはできるはずがないのです。◆抱負や研究計画
私、ちゃんと真面目に書いたのに、なんと…「今は専門が異なりますが、これから研究しようと思っています」というような内容を書いた人に決まった…えっ??
◆研究教育の概要
これは、出さなくなってから気づきました。自分の専門を専門的に書くとその専門を募集しているのだから、専門の先生がいらっしゃらないのですから難しいんです。学部学生に対するプリントのようなレベルでよかったんです。
◆シラバス
これは最近になって提出を要求されることが増えました。
え??私が書いたシラバスとほぼ同じ内容の授業展開…アイデアを取るためだけだったの??
英語の非常勤…女性
◇面接は美人コンテストのよう
「面接に行ったら、みんなキレイな人ばっかりだったわ。写真だけで選んだみたいだったわ。私写真うつりがいいから間違えたのね」…いやいやあなたは美人ですが…。
◇ネイティブ…白人優先??
外国出身の友人。Aさんはアメリカ、見た目が日本人(アジア系いろいろまざっている)、Bさんはマレーシアですが、見た目がインド人(スリランカ系)。おふたりとも専任になってもおかしくないような研究業績を持っているのですが…。まあひとつふたつ大学で非常勤持っているからいいんじゃない…と思われそうですが、週1回や2回の出勤では日本で暮らすのに厳しいのですよね。
…まあ、どこの大学でもそんなもんだよ…と言われそうですが…それがおかしいんですね。
原因のひとつとして、今回の文部科学省→早稲田のようなケースですね。裏で最初から決まっていて、しかもそれなりに年金だけで生活できそうな人ですからね。貧しい研究者が必死になって応募している姿なんて想像つかない人たちなんですから。
もっとも非教育的なことをやっているのが文部科学省ですかね。
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