オウム真理教☆街の噂☆狂気と悟りの違い
私がインド・ヒマーチャル州ダラムサラのナムギェル学堂(ダライ・ラマ法王猊下の直属寺院)で勉強していたのは1988年。そして、その前年、オウム真理教の人たちが滞在してグフヤサマージャの経典をどこかの僧正に習っていたということを街の噂でチベット人たちからききました。役割分担があったらしく、彫刻をつくる人、経典の中身を習う人、儀礼を習う人など。また話し方に特徴があったのが印象深かったらしく、ロボットみたいだったとのことでした。しばらく「尊師Sonshi」が流行語みたいになっていたそうです。当時、日本はバブル直前でけっこういい時代だったのに、それでもつつましい生活がしたかった人、流行に興味がなかった人たちのようでした。ロボットみたいになることで心地よかったのかしら。
あるお坊さんが「悟りをひらいて大成就した行者や僧の中にはニョンパ(気がおかしい人)と呼ばれていた者もいる。もしかすると本当の聖人かもしれないよ」と言ってすぐに「お金のことを考えていなければね。そして、自分の教えは自分だからではなく、自分がパワーがあることを見せびらかして畏れさせるのではないのであれば」…その後、私が日本に帰ってから、ほぼ直接の関与がなかったのですが、この教祖の話しや噂を耳にしていたら、だんだんメディアにも出てきて、選挙まで出て…。そして…。
大成就ではなくて…死刑。
ああそういえば…ダラムサラでこんな話もきいたなぁ。
「そもそも哲学としても難解なグフヤサマージャを数か月習って、しかも英語で、わかるはずがない」確かに…。私はカーラチャクラだけど、30年勉強してもわかりませんから。
悟りをひらきたいならば、長生きしないといけないなぁ。タントン・ギャルポみたいに。
本当の宗教は「いきているすべてのものを大切にすること・環境を大切にすること」だと深く感じました。
悟りをひらく宗教も神様がひと柱の宗教もたくさん神様が存在する宗教も。
Cult Japanese Guru Who Visited India Executed For 1995 Chemical Attack
Read story: https://www.ndtv.com/world-news/shoko-asahara-cult-guru-behind-japan-sarin-attack-executed-1878756
----
Shared via ndtv.com/ipad
0コメント