ヒマラヤの薀蓄記事☆わかっていない記者

※内容の大半はFacebook twitterと重複しています。
ネット記事の質の低さはクラウドで専門性を持たない人でも必要とする記事をどこかからまとめられる人であればいいのでしょうか?? 「まとめ記事」が横行していて、それを読めばなんとなくわかる…という性質のネット記事が多いですよね。で、専門家からみて…これヘンでしょ…と言いたいような記事もたくさん出ています。これから引用する記事は参考文献やサイトを挙げているのですが、元文献が間違っている、古すぎ、出典の選択があまりに素人すぎました。出典の検証も英文でも十分できそうな内容も検証されていませんでした。
 

 以下、ざっと軽く読んだだけでも気づいた間違いの多さ。

5. ヒマラヤ(Himalaya)は古代サンスクリット語で「Hima(雪)」と「Alaya(家)」が結びついた言葉で「雪の棲家」という意味をもつ →Aalayaは家ではなく蔵。集積した状態を示します。

40. ཇོ་མོ་གླང་མ་  エベレストはチベット名・中国名では「チョモランマ(Chomo langma)」で「大地の母」という意味をもつ

→チベット語で「(尊いメス象)

41.ネパール語では「サガルマータ」(世界の頂上)

→सगरमाथा 天空の額

75. 主要国首脳会議が「サミット(山頂)」と呼ばれることから、随員としてサポートする役人は「シェルパ」と呼ばれる

→意味不明。「シェルパ」はチベット語の「シャルパ」のネパール訛り。

チベット語で「東の人」という意味。

→サミットって何語?? ヒマラヤの解説ではなく、主要国首脳会議の…役人用語説明??

-ほかに…

42. エベレストの山頂はネパール領である …いや山頂が国境

国旗も「平和と調和」

49. ヒマラヤ登山は、許可証発行の管轄によりトレッキン(約5500mまで)、ピーククライミング(約5500~6500m)、エクスペディション(約5500m以上)の3種類に分けられる

→???

63. ネパールは世界で唯一ヒンズー教を国教としていたが、2006年に世俗国家に転換することが決定された

→現ネパール政権から賄賂貰った??なんでこんな表現??

78. キュウリの原産地はヒマラヤ山脈の麓、東インドのシッキム地方といわれている

→シッキムが東インド?? 普通に北東インドですがね。

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ごめんね。あまりに締切に合わせて適当に集めた情報を記事にしたとしかいいようがない。
その後のチェックができないような状況だったんでしょうね。



ですが、正誤を後日まとめさせていただきます。

坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

2016年からネット発信スタイルを変えてみようと思います。天職である音楽と転職で勉強中の言語を中心にきままに生真面目に書き綴っていきます。

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