「寄付」についての意味を考えよう
ブータンのある寺院で壁画…というより壁全面での修復が必要なんです!!
ですが、この寺院…国家保護をうけたくない、地元のための寺院でありたい、ということで、二度の震災で壊れた寺院をなおすのに、草の根の寄付を必要としています。
で、わかっていたことですが、日本では、そういう寄付が容易に集まるはずはありません。
日本では、宗教に寄付って…かなりやばいと感じる…もしくは、それが福利につながらないと感じる…だから…そういう寄付はしない。賽銭なら、自分の願い事だから出せるけれど。
ある意味、間違っていない。仏教であれば、というかイスラムも似た表現をコーランで読んだことがあるのですが…。
「他人のためになって、それが自分も得する」
仏教では「自利利他」…菩提道の基本ですね。
コーランのほうがそういった文言が多いと思います。
「なさけはひとのためならず」ではなく、「ひとのためのなさけがじぶんにかえってきた」ですね。
で、日本の場合、自分のために何かやったことで、他人の役に立った…が一番良いのではないかと思います。「なさけはひとのためならず」の本来の意味で。
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