吹き替え☆クレヨンしんちゃん☆Shincan Hindi【1】
日本にいると夫か息子がテレビを観ているときに音声として聞こえてくる、大抵は家事をしている間…そんな感じですから、「テレビを観る」というのはごく稀です。家庭では。
一昨年、インド滞在中にホテルで観たテレビ番組は、クレヨンしんちゃん、ドラえもん、チベット語ニュース番組(Voa Tibetan)、それから現地のスター誕生的なスカウト番組、洋画、香港映画…など。現地は夜20時すぎて飲食営業しているところは少ないですし、高級ホテルに宿泊したわけではないからネットもつながらないし…ということで、私の人生でもっとも長時間テレビをつけている状況になりました。インドは地上波とNHK-BSの契約しかしていない日本の我が家に比べてチャンネルも多いですし、西ベンガル州なんで、国境を越えて隣の国の放送も流れてきます。日本のアニメと香港映画をヒンディ語で観るという体験もわくわくしました。英語やチベット語はそのままでしたが。多言語なのに吹き替えなんだ。香港だとゲストハウスのテレビで「紅の豚」を放映していたのですが、日本語のままの音声で、英語・広東語・中国語の字幕がついていました。当時、中学生・高校生だった息子は「吹き替え」で映像藝術作品を観ることがなかったので、普通に楽しんでいました。と、いうのはウソで中学生になったばかりのころ、「吹き替え」を知り、「えっ?面白くない!!」
ディズニーの「ピーターパン」の吹き替えで。船長のイタリア語なまりの英語が活かされていないので…。その後、音楽の授業でプエルトリコなまりの英語とイタリア語なまりの英語で応戦する「ウエストサイド物語」を鑑賞して…「ウチにある?」「うん、VTRあるよ」「オレが吹き替えが面白くない理由がわかった!!」…とかいいながら、香港映画の広東語から中国語(普通語)吹き替えにはまったく抵抗がないくせに…あ…それを確認したかったんだ…。
たぶんベンガル語圏でもヒンディ吹き替えは抵抗ないからバングラデシュでも問題になったのでしょう。しんちゃんじゃなくて、ドラえもんでしたが。
で、吹き替えのしんちゃん…謎にインドのノリなんですよね。
この予告編…もはや日本ではない…と感じました。
次に続くとしたら…ひろしさん、ひろしです、です。
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