初めて四大陸フィギュアスケート選手権をテレビで観ました

基本、私、それほど興味がなかったのです。またテレビはチャンネル権がないので、…例え授業で見せたいから録画したいと言っても我が家では通りません。息子とオヤジが見たい番組がない隙間でないと却下されていました。…私の仕事に対してまったく協力してくれない家族ですから。YOUTUBEが授業で使えるようになってから、本当に助かりました。
 ここのところ筋肉痛がひどかったので、温活戦闘…スーパー銭湯のサウナでテレビを観ました。…といっても、最後のふたりだけです。中国人の金博洋クンと香港系カナダ人パトリック・チャン(陳偉群)。
金博洋クン…あらら、長拳と同じような動きだわね。音楽がイマドキで、日本のアニメ。
自分の中国人生徒と変わらないこの子。結果待ちのピカチュウ。
ほぼ完ぺきな演技なのでしょうけれど、うまいな、すごいな…だけどどこか切ないな。
その切ない意味はサウナでパトリック・チャンの演技をお気に召していたおばちゃんの言葉で気づきました。


哈爾濱出身なんですね。やっぱり自分の生徒と同じような子。

中国メディアの記事。
四大洲赛金博洋短节目头名得分创新高 闫涵第三

哈爾濱出身なんですね。やっぱり自分の生徒と同じような子。


さて、パトリック・チャン。のびやかな演技で…手をついてしまわなければ…。

同じ漢民族なのに、どうしてこんなに違うのか??

やはり環境なのでしょうね。民族音楽学者が「民族性」といっている(いた)見解は間違いであるとも…。


サウナでおばちゃんが「中国の点取り虫よりリズムがいいね」と。
凄い☆おばちゃんの洞察力ナイスです。

リズムがいい…という言い方は厳密にはヘンですが、身体のあしらいと呼吸の自然さが大人には好感度高い表現力だと感じましたので、おばちゃんがおっしゃっていることは当たり☆

もうひとつ「点取り虫」…技と技ほ完璧につなぐ技術優先の中国選手の特徴をうまく表現していると感じました。

…はっと気づいたのは中国の体育・舞踊すべてが「雑技」と化していて、本来の美しさを外しているのだろうということです。武術は新体操化…武術を無力にするには都合の良い口実です。武術を無力化すれば、国家統制に役立ちますからね。

 舞踊も実は踊っているふりをした護身術であったりもするので、これも雑技にしてしまえば、国家は楽になります。

 一生懸命やっている選手が本来の価値観を理解できるようになるのは引退して誰かを指導してからということになるのでしょうか??

ところで、近年、いや、それ以前だと西洋クラシック音楽、そして近年…ですが、
日本がシステマティックな指導・教則を作り、それによって育った音楽・舞踊・スポーツ分野で伸び、各種コンペティションで成績を出し…それ以降東アジア地域の人たちも続いている。と感じているのですが、いかがでしょうか。
それらはすべて習い事であって決して学校教育の成果ではないという事実。
HIP-HOP系のサブカルチャー側のコンペティション優勝者からも、それがかわかるだろうと感じています。

別件ですが、フィリピン…。選手ひとり参加。
他の国のように氷が張るような場所があるとは思いません。
…タイやマレーシア(中国系のようですが)も…かしら。
フィギャースケートって屋内競技なんですね。

最後に、日本のスポーツ新聞メディアとカナダ・ヤフーの記事を貼っておきます。
日本は自国優先、カナダはすごく客観的。



坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

2016年からネット発信スタイルを変えてみようと思います。天職である音楽と転職で勉強中の言語を中心にきままに生真面目に書き綴っていきます。

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