今日は国際女性の日【1】 It's International women's day

日本ではおそらくGoogleで知ったかたも少なくないと想像いたします。
なかなかいいとは思いましたが、抵抗も感じました。

さて…。オフィシャルサイト。


これで特に気になったのがパキスタンのちゃりんこラリー。

私も仲間に入れてよね。です。

このサイトのイベントページを閲覧するとイスラム圏、けっこう多いです。
日本のイベントは何かのついでじゃないの??と思えるような悲しいものが。
というより、日本人のほうがイスラム圏のひとたちよりも女性差別が強いだろうと考えているので、このお粗末さで「やっぱりぃぃ」というのが検証されただけです。

◆私自身の経験 子ども時代
将来の希望する職業をきかれて「ピアノの先生」というのが無難でした。
もっと無難な職業は「お嫁さん」。そして周囲の大人は「和子ちゃん成績いいからきっといいところのお嫁さんになれるよね」
◆通訳に憧れ…外交官になりたいと思った 小学校高学年
鳥飼久美子先生に憧れました。世界のセレブ・大演奏家の通訳…かっこいいと思いました。また当時、兼高かおるさんのテレビ番組も好きでした。家庭でテレビのチャンネル権がなかった私でしたが、家族が見たい番組がない時間帯だったのでこれらの番組をずっと見続けていました。家族の隙間でみていたテレビ番組はほかには「未来への遺産」「シルクロード」でした。弟が「題名のない音楽会」「オーケストラがやってきた」を自分のチャンネル権で観ていたのですが、私も便乗しました。こういう情報が乏しい時代に通訳になりたい…が…外交官になりたい…になりました。通訳は人の考えを伝えるけれど外交官は国の考えを伝える仕事だから…と思うようになりました。ですが、大人がその夢を砕きました。「和子ちゃん、外交官って男の人の仕事なのよ、あなたは外交官夫人。いいところのお嫁さんになれるよう勉強がんばってね」…え…女の子って外交官になれないの??
◆やっぱり音楽関係に…だけど…
東映とかテレビとかで「音楽プロデューサー」になりたいと思いました。
世界中のあらゆる音楽を映像に取り込めるように知識・教養をつけたいと考えました。
ですが、こういう現場は当時、女性が徹夜・終電の仕事なので、当事者関係が「女性でもいいけれど続かないんですよ」とのこと。そして、東京ディズニーが開園。イベントの仕事がしたいなと思ってオリエンタルランドに電話したら「女性は4大卒でも短大扱いで事務ですがいいですか?」と言われ、拒否されたなと感じました。それなら勉強したいことがあったので、チベット仏教圏の音楽をもっと勉強したかったので、大学院にすすみました。
◆大学院 結婚相手がみつからないという反対
母子家庭なのに大学院に行くのという松戸市福祉事務所の担当者は別として、周囲の人たちは「大学院まで行ったら結婚相手がみつからない、大学で充分じゃない、女の子だから」と言われました。
ここでやっと気づきました。「女の子の人生って本人の意思とは無関係に結婚とか社会通念に従うように生きなくてはならないものなのか」と。
だけど、大学院に入って、大学時代よりも異性の目にとまることが多くなりました。お見合い相手を紹介してくださるというかた、研究会などで数少ない女子である私に声をかけるオーバードクター、そしてなによりも留学&フィールドワークで知り合ったプチ彼氏たち。
なんだ…自分の自由こそパートナーも見つけられ好きなことができるのだ…と。

ですが…その活き活きしていたピークにストーカー的な熱烈アピールをした男性(ウチの夫)と知り合って、まあ同等の学歴のカレシができ結婚したのですが、それ以降、自分のやりたいことができなくなってしまっています。経済的事情で。
◇時代が変わった
男女雇用均等法で「これは女性は無理でしょ」が言えなくなった。羨ましい。
野球とかサッカーとか好きな女の子が指をくわえてマネージャーだったり、あきらめたり…少年野球なんか公式試合に出られなくても練習や練習試合で男子とともにがんばったり。
従姪(従兄弟の娘さん)は女性自衛官としてがんばっています。

◇でも、まだまだだな…
社会的にはだいぶマシになってきましたが、「女性による女性差別」は強いと感じています。尽きないので一旦切ります。


坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

2016年からネット発信スタイルを変えてみようと思います。天職である音楽と転職で勉強中の言語を中心にきままに生真面目に書き綴っていきます。

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