国立大入試、記述2種類必須に☆外国籍・帰国者はどうなるの??

私、共通一次の一番最初の世代です。一期校・二期校で受験した1歳上からは「マークシートで運よく入った世代」とバカにされていたにもしましたし、自嘲的に言ったりもしました。

記述式…ですが、塾の採点のバイトをしたことがあり、記述式が強いのは私立国立の生徒ではなく、県立都立の公立トップ校の生徒なんだと知りました。一般的に…ですが。

受験テクニックが優れているのと頭がいいのと勉強ができるのと賢いのと、みんな違うと思っています。

前任校の子を入学説明会で後輩に、このように紹介しました。

「頭がキレるJくん」「頭の回転が速いSくん」「頭が冴えているFさん」
まあ…日本語の理解がどのくらいなのか反応もみておきたかったので。


さて。この記述式で公立のトップ校の子たちが有利になるのは目に見えているのですが。

でも、在住外国人の子たちのチャンスを潰す気?って言いたいんですよ。
現行の試験方法でも親によばれて苦労したのに、自分の国から留学生として来た子たちと比べても不利だし(日本留学試験)、もちろん日本人とも差があります。優秀な子でも、在住外国人は労働者になりなさいって言いたいのでしょうか。

こういうの決める文部科学省の役人って、外国籍・帰国生、滅多に机を並べることがなかったのでしょうから、気づかぬ存在なんでしょうね。

ですが、頭が悪いのではなく、日本語が母語ではないというハンデを持っている子たちの存在。日本ががんばって育ててくれたからだ…と思ってもらって母国・出身国と日本をつなぐ大切な存在となるべき若者をなんとかしてください。と言いたいのです。

坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

2016年からネット発信スタイルを変えてみようと思います。天職である音楽と転職で勉強中の言語を中心にきままに生真面目に書き綴っていきます。

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