学校で朝食、児童と向き合う校長の想い

私のガーナ人の生徒が日本語スピーチコンテストで「日本では給食が昼だけのたった1回、ガーナでは朝ごはんと昼ごはん2回給食があります」

国別で統計を取ったとしたら、給食がある国で朝ごはんも出すところはお昼だけよりも多いかもしれません。ただし、学校によってお弁当だったり給食だったりする国も多いので、数字のまやかしになると思うのですが。

さすがに朝早くから教員が給食に立ち会うのはごめんだけど、この学校みたいに教育学部の大学生や地域ボランティアさんが入るというのは素晴らしい教育実践だと思います。

食を通して学校と地域の結びつき、いずれは教員になる学生の現場接近。

戦前・戦後すぐの日本は地域と密着していて、退職校長が村長になる…つまり地域を把握している人…という図式があった地域もありました。

途上国…学校の役割として給食が大きな位置をもっていることもあります。
その日の食のもっとも充実した食事であったりすることもあります。

インド・ビハール州…インドでもっとも貧しい州。ここでもボランティアさんが昼食給食を出しています。ただし、一度ある学校で給食殺人事件があったりもしましたが。
その特殊な事情はさておいても、貧困家庭の子どもを学校に行かせる親のモチベーションともなりますから。
※インドと言っても広いので、映画「スタンリーのお弁当箱」…みたいな弁当の学校もあれば、給食の学校も、学食で弁当でも給食でも選択自由な学校もあります。地域の問題だけでなく宗教でベジタリアンやハラールなど各家庭の事情もありますから。

※今、打って、 motivationのカタカナがわかりませんでした。
モウタヴェイションとしか聞こえません。

坪野和子☆世界の音楽☆世界のことば

2016年からネット発信スタイルを変えてみようと思います。天職である音楽と転職で勉強中の言語を中心にきままに生真面目に書き綴っていきます。

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